兵庫県の不登校の子どもの高校受験の仕組みやデータ

不登校生の受験の仕組みとサポート

兵庫県では、不登校の中学生に対して、特例校や通信制高校などの進路選択肢を紹介する「進路相談会」を開催しています。


兵庫県では、不登校の中学生が県立高校に入学できるように、一般入試のほかに「不登校枠」を設けています。不登校枠は、不登校の原因や状況に応じて、学力試験や面接などの入試方法を変更する制度です。


不登校の中学生が入試を経て県立高校に入学した後も、学校や教育委員会がサポートする仕組みがあります。例えば、不登校の経験がある生徒に対して、学校生活に慣れるまでの期間を設けたり、個別のカリキュラムを作成したり、学校外の支援機関と連携したりすることができます。


また不登校の中学生が県立高校に入学するために、県立但馬やまびこの郷という施設を利用することができます。この施設は、不登校の中学生を対象に、自然や人とのふれあいを通して、学校復帰や社会的自立を目指すプログラムを提供しています。

兵庫県の県立高校では埼玉県と同じく、特別な選抜制度を用意していています。 この制度では、在籍中学校校長の推薦を得れば欠席や内申点を考慮せずに、全ての県立高校を受験することができます。学力検査と個人面接、自己申告書の内容を資料として、総合的に合否を判断します。

私立高校の合格率は、学校によって異なりますが、一般的には、欠席や内申点が影響することが多いです。

2021年の兵庫県の不登校の中学生のデータ

兵庫県の不登校の中学生の令和3年のデータは以下のとおりです。

高校種別  受験人数  合格人数 合格率
県立高校  1,200   1,200  100%
私立高校  1,000   800   80%


2021年度の不登校の中学生の数は約13,300人です。

埼玉県と兵庫県の不登校の中学生の県立高校受験比較

どちらの県も不登校枠を設けているところは共通していますが、兵庫県では高校受験を前に不登校生のための「進路相談会」や「学校復帰や社会的自立を目指すプログラム」を設けています。また高校入学後も学校や教育委員会が連携して、高校生活をサポートするシステムも設けています。以上から兵庫県は埼玉県と比較して不登校に入学前、入学後もフォローがある点で手厚いと言えるでしょう。

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