子どもに「休んでいいよ」と言える理由

「学校を休んでもいいよ」と子どもに声をかけるのは簡単ではありません。親心としては、子どもに将来の可能性を狭めてしまうのではないかと心配になるからでしょう。しかし子どもにとって「休んでいい」という言葉は、時に大きな安堵と勇気を与えることがあります。中には学校という環境が合わず、心身に大きな負担を感じている子どもがいます。そのようンい無理に学校に通い続けることで、さらに苦しんでしまうこともあります。
実際、不登校を選んで自分のペースで学んだり、興味のあることを追求したりすることで、心の状態が安定し、再び学びたいという気持ちを取り戻した子どもは少なくありません。実際、ほとんどの不登校の子どもは心が元気になると「勉強がしたい」と言います。信じられないかもしれませんがこれは真実です。彼らには教育を受ける権利を奪われてしまったことへの悔しさや不満が強く存在しているからだと推察しています。
「休んだ後はどうするんだ」という不安、疑問について
「休んだ後はどうするんだ」という不安や疑問を持つのは当然のことです。「無責任にそんなことを言うな」という意見もよく目にしますし、実際に無責任に言っている人も多くいるのも事実です(インスタでよく見かけます)。しかし私はこれまで個別指導塾で不登校支援を行い、進学をサポートして不登校を克服させた実績があるので、自信をもって「どうする」の中身を提示することができます。
* 勉強: もし勉強したい気持ちがあれば、興味のある分野から少しずつ始めてみましょう。英語や数学でなくてもいいのです。読書や絵を描く事、博物館での見学など、少しでも興味が惹かれることを実行すればよいのです。上野の美術館に行って、お昼に公園で一緒におにぎりを買って食べたり、さいたま市にある鉄道博物館に行ったりしました。
* 運動: 体を動かすことは、ストレス解消に繋がります。私はこれまで野球やラクロスのチャッチボール、夜の散歩とその途中の公園での筋トレを一緒にやってストレスと運動不足解消を図りました。
* 音楽や美術の活動: 創造性を育み、自己表現の場を提供します。不登校中にギターの演奏動画をよく見ていた高校生が、私とギターの練習をしていくうちに演奏レベルを上げ、次第に自己肯定感が育まれて、医療関係の仕事に就くことを目標に自主的に勉強を始めた例があります。
* 将来へのプランの話し合い: 大学への進学、仕事、人間関係など、将来について一緒に話し合い、ロードマップを作って実際に不登校から脱する筋道を考えます。具体的にプランがあれば、不登校中の生活は暗闇ではなく、有意義でその子どもにとって必要だった時間であることに気づきます。
以上のように、ただ不登校になった子どもを「休んでいい」と放っておくのではなく、将来について一緒に考え、具体的な行動計画を立てて実行することが大切です。繰り返しますが、お休み中は無理に勉強をする必要はありません。まずは心身を休ませ、好きなことをして過ごす時間を与えましょう。そのうち自分からアクションを起こします。
上記のような支援を継続的に行うことで、子どもは少しずつ自信を取り戻し、社会復帰に向けて前向きに生きていけるようになります。また高校(埼玉県立校)を受験する場合、不登校中の活動が入試における評価の一部になります。不登校中の過ごし方をより充実したものとすることで、将来にむけて自信をもった一歩を踏み出しましょう!
大切なのは、子ども一人ひとりの個性や状況に合わせて、柔軟に対応していくことです。
まとめ
私が子どもに「休んでいいよ」と言えるのは、休み方や進学、社会復帰の方法を知ってるから、自信を持って「休んでいい」と言えるのです。子どもが心身ともに健康を取り戻し、将来の可能性を広げるために不登校を選択したと考えられるように。
もちろん、不安や心配は尽きないかもしれませんが、子どもを信じて一緒に未来を切り開いていきましょう。


